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2023年4月15日

【レッスンプロを目指す方必見】レッスンプロについて徹底解説!

ゴルフのレッスンプロにはいくつかの定義があり、決められた試験に合格し資格を取得した人を指すこともあれば、研修を受けた上でお金をもらってゴルフを教える人を指すこともあります。

この記事では、ゴルフのレッスンプロを目指したい方のために、レッスンプロになるまでの手順や資格取得に関する情報を解説していきます。

レッスンプロとは

レッスンプロとは、生徒にゴルフを教える先生の中でも、プロゴルフ協会(PGA)や米国ゴルフ教師連盟(USGTF)の資格を有しているプロのことを指します。(一般的には、資格を持ってない人のことをインストラクター、あるいはコーチと呼びます。)

ティーチングプロとも呼ばれ、レッスンプロと同義で使われます。

 

レッスンプロの資格

日本のレッスンプロの資格は主に以下の2つの資格が挙げられます。

① JPGAティーチングプロA級・B級

② USGTF LEVEL I~IV

 

JPGAは、Japan Professional Golfers’ Association of Americaの略称であり、日本のプロゴルフ協会です。JPGAは全米プロゴルフ協会(National PGA)が中央機関となった地域セクション協会(Section PGA)の一つです。

一方、USGTFは、United States Golf Teachers Federationの略称であり、アメリカ合衆国のプロゴルフコーチ協会です。USGTFは非営利組織であり、会員が直接支配し、地域代表者と会員からなる委員会によって運営されています。

JPGAとUSGTFにはいくつかの違いがあるものの、どちらの団体も認定プロとしての資格を取得するには、高いレベルの技術や知識を持っている必要があります。また、どちらの団体もゴルフの普及に力を入れており、プレーヤーやインストラクターとして活躍するための環境を整えています。

 

① JPGAティーチングプロA級・B級

JPGAティーチングプロは、日本プロゴルフ協会が認定するプロのゴルフ指導者資格のことです。JPGAティーチングプロにはA級とB級の2つのレベルがあります。

JPGAティーチングプロB級は、初心者やアマチュアゴルファーを対象とした基礎的なレッスンができるレベルの指導者を対象とした資格であり、A級はB級よりも高度なレッスンができるレベルの指導者を対象とした資格です。

JPGAティーチングプロA級は、B級と比較してより高度なスキルや知識が求められるため、プロテストの難易度も高くなっています。ただし、A級を取得することで、より幅広い層のゴルファーに対してレッスンを提供することができるようになります。

 

② USGTF LEVEL I~IV

USGTFは、アメリカに本部を置くゴルフのプロフェッショナル団体で、レッスンプロのための認定資格を提供しています。USGTFのレベル資格には、LEVEL IからIVまでの4つの段階があります。

LEVELが大きいほど上位の資格であり、専門的知識や指導力、ゴルフの能力が問われます。

 

レッスンプロ資格の取得方法

① JPGAティーチングプロB級・A級

<ティーチングプロB級>

1.申込年度中(2023年なら2023年1月1日~12月31日)に満20歳以上に達する者。

2.性別は不問(2022年度の受講資格より、性別の制限が撤廃されました。)

 

書類審査:主な競技成績(ない場合は直近のラウンド成績及びコース名)

レポート:「将来どのようなゴルフ指導者を目指すのか」(800字以上~1000字以下)

プレ実技審査:36ホール・ストロークプレー(通過基準:168ストローク以内)

実技審査:36ホール・ストロークプレー(通過基準:158ストローク以内から上位100名)

筆記試験・最終面接

 

これらの試験を通過し、下記講習会を受講することにより、ティーチングプロB級の資格を取得することができます。

合格率は約50%です。

 

ティーチングプロB級講習会:前期(4学期 16日 136時間)、後期(2学期 9日 86時間)

入会セミナー(1日 4時間)

 

ニューゲートゴルフには現在2名のティーチングプロB級のプロが所属しております。

 

<ティーチングプロA級>

ティーチングプロB級資格を取得後、講習を重ねることによりA級が与えられます。

 

② USGTF LEVEL I~IV

<USGTF LEVEL I>

USGTF LEVEL Iは、初心者から中級者までを対象とした基本的なレッスンプロ資格です。ゴルフ指導法の基礎についての講習を受講することにより取得できます。

法人会員のみが対象であり、USGTFの理念、指導方法を理解し、賛同していただくことを目的としているため、試験は行われません。

受験料は152,000円、講習期間は2日ですが、2023年の講習開講予定はありません。

 

<USGTF LEVEL II>

USGTF LEVEL IIは、USGTF LEVEL Iを修了した者、または同等の知識と経験を持つ者を対象とした上級レッスンプロ資格です。

ゴルフ指導法の基礎,オンプレーンスイングの理論、受験者のスイングの検討と指導についての講習を受講し、指導法に関する筆記試験、実技試験を合格することにより取得できます。

受験料は203,000円、受験期間は3日で、2023年は年に3回試験が実施されます。

 

<USGTF LEVEL III>

USGTF LEVEL IIIは、USGTF LEVEL IIを修了した者、または同等の知識と経験を持つ者を対象とした上級レッスンプロ資格です。

ゴルフ指導法の基礎,オンプレーンスイングの理論、クラブフィッティングの基礎知識についての講習を受講し、ゴルフ規則、指導法に関する筆記試験、および指導法、ラウンドの実技試験を合格することにより取得できます。

受験料は285,000円、受験期間は5日で、2023年は年に8回試験が実施されます。

NewGateGolfには現在4名USGTF LEVEL IIIのプロが所属しております。

 

<USGTF LEVEL IV>

レベルⅣはUSGTF、WGTFに所属するプロ指導者として最高の資格であり、マスターとも呼ばれています。現在全世界にUSGTF資格所有者のうちの1%程度しか保有していない、最難関資格です。

USGTF LEVEL IVはUSGTFレベルⅢの資格を取得してから2年以上を経過しており、人格、品性に置いて秀逸であり、受験時にUSGTFティーチングプロとして優れた活動を行っている会員であることが受講条件となります。

受験料は152,000円、受験期間は3日で、2023年は5月に1回のみ試験が実施されます。

 

レッスンプロの年収

稼げる金額は人によって変わります。

著名なレッスンプロであれば2,000万円以上稼ぐことは可能ですが、一般的には300万円前後と言われています。

ニューゲートゴルフでは年間通して働けば、800万円以上稼ぐことが可能です。

 

まとめ

最近はインドアゴルフスクールの全国的な増加に伴い、ゴルフのインストラクターをされる方が増えてきました。

中には、先にスクールのインストラクターを経験したのち、レッスンプロの資格を取得するケースも増えてきております。

給与的にも社会的地位においても、レッスンプロの資格を取得することによって仕事の幅が大幅に広がります。皆様も是非レッスンプロを目指されてみてはいかがでしょうか。

参考リンク

1.公益社団法人 日本プロゴルフ協会 https://www.pga.or.jp/

2.USGTF JAPAN 公式ホームページ https://www.usgtfjapan.jp/

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