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2023年7月16日

【ゴルフお助け隊 KEI】ゴルフ初心者が目安にしたい平均スコアは?

参照:https://www.youtube.com/watch?v=xwmPENRoVmY

本日は初心者が目安にしたい平均スコアについて、ご紹介します。

ゴルフ初心者の方は特に、平均スコアがどれくらい出るのか気になるのではないでしょうか?誰しもが良いスコアでラウンドしたいというものです。

ラウンドデビューをするときは、どれくらいのスコアが目安になるのかご存知でしょうか?
ここでは、ゴルフ初心者にもわかりやすく、ゴルフスコアについてご説明いたします。

1.はじめに

1-1.ゴルフのスコアとは?

規定打数について平均スコアを確認する前に、まず知っておきたいのが、スコアの考え方と規定打数についてゴルフスコアは打数プラスペナルティによって数値化されます。

スコアによく用いられている以下の五つの呼び方があります。

-2打:イーグル
-1打:バーディー
±0打:パー
+1打:ボギー
+2打:ダブルボギー

ゴルフはホールによって規定打数が定められており、ピンまでの距離に応じて規定打数が3~5打に定められています。
これらの規定打数をベースにして、それぞれのホールでの成績を数値化します。

ほとんどのゴルフ場は、全18ホールの規定打数を合わせると、パー72であり、その72から各ホールのプラスマイナスを計算して、合計スコアを算出します。

<数値算出例>
パー4の場合
6打でカップイン:+2
3打でカップイン:-1
全ホール+1だった場合、72+18=90、つまりスコア90を目指す人は、各ホールをプラス1でラウンドすれば達成できます。

1-2.ゴルフ初心者のラウンド平均スコア

ラウンドデビュー間もない初心者のスコアは120から160が平均です。

男女別では、男性は120から150、女性は130から160が平均と言われています。
つまりゴルフ初心者の平均スコアは1ホール+4から+5が平均。

例えばゴルフ初心者の女性の平均スコアは130から160これを1ホールごとに考えると、各ホール+4なら、合計スコア144、各ホール+5なら、合計スコアは160となります。
1ホールにつき、+4から+5でラウンドすると、初心者女性の平均スコアが達成できます。

2.次は平均スコアを目指すために気をつけるべきこと

ラウンドデビューのゴルファーや初心者ゴルファーが平均スコアにより近づく、もしくはそれ以上を目指す場合には、遠くへ飛ばすことよりも、まっすぐ前に飛ばすことがとても重要です。
ここでは、平均スコアを目指すために押さえておきたいポイントを見ていきましょう。

2-1.クラブ選びや使い方

初心者は特にどの場面でどのクラブを使用すべきかわからない方が多いのではないでしょうか?
まず大切なのが、適切なクラブ選びと使い方を理解することです。

例えば練習に活用し、基礎を習得するには最適なクラブと言われるのが、7番アイアンとピッチングウェッジと言われています。

7番アイアンは、長さや重さ、ロフト角など、全てが中間値となるクラブです。
以前は7番ウッドやユーティリティの代わりに3番アイアンや4番アイアンといったロングアイアンが使用されていましたが、現在は7番アイアンが主流です。

一方ピッチングウェッジを使用する理由は、スライスがしにくいため、ロフト角が大きいほど、ボールを捕まえやすいのが特徴です。
そのため、初心者の方でも、ハーフスイングで打っていれば、大きく曲がることはありません。

ゴルフクラブは大まかに、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジ、パターの六つに分類されます。
ルール上これらのクラブを組み合わせ、最大14本のクラブをバックに入れることが可能です。

先に示したクラブほどシャフトが長いかつクラブが軽く、フェースのロフト角(ボールに当たる部分の角度)が立っているのが特徴です。
長くて軽いことで速く振ることができ、またロフト角が立っている分、ボールは上よりも前に進む力が強くなり、より遠くに飛ばすことができます。

初心者はこの2本のクラブを駆使して、まっすぐ飛ばすことを最重視して打つことを心がけましょう。

2-2.リスク回避

スコアアップはリスク、ミスを改善することが一番の近道です。
序盤のドライバーからいきなりミスショットを出したり、アプローチショットでミスをしてしまうと、その後のラウンドが台無しになります。
せっかくのチャンスがスコアダウンとなってしまいます。

まず大切なのが、普段通りの滑りをイメージすること、
ボールを置いたらしっかり当てようという意識が芽生え、より遠くに飛ばしてやろうという欲が出ます。
また、良いスコアを出そうという力みや、ミスをしたら恥ずかしいなどのプレッシャーも、力んでしまう原因です。

常に普段通りの素振りをイメージし、自然なスイングを心がけることが大切です。

2-3.クラブの本数を減らす

クラブの本数が減ることで、クラブ選択で悩むことがなくなり、コースの攻め方を中心に考えることができます。

ゴルフ本来の趣向でプレーすることを心がけてみましょう。

2-4.スイングの無駄を減らす

体の使い方には無駄な動きがあれば、各部位のタイミングが狂い、無駄の多いスイングになってしまいます。
スイングは体幹を安定させ、前傾姿勢をキープし、左肩があごの下に来るまでしっかり回せば、クラブの軌道の再現も移動も自然に行えるので、体の筋肉の使い方を習得することをおすすめします。

3.初心者におすすめの練習方法

ゴルフ初心者はまず100ヤードを安定して打つことを目指して練習を行いましょう。
力んだり緩んだりせず、気持ちよく100ヤードを打てるクラブを知ることで、スコアメイクが楽になります。

力いっぱいで100ヤードは安定せず、ミスに繋がりやすいもの。
何も考えずに気持ちいいスイングで打ったときに、キャリー(ゴルフボールをショートしたときに着地するまでの空中を飛んでいる距離)でちょうど100ヤード出せるような練習方法を見ていきましょう。

3-1.ウェッジを練習する

ウェッジは短い距離を打つときに使用されるクラブです。
まず、初心者はベンチでしっかり転がすことを念頭に置いてみましょう。
ボールとグリーンの間に池やバンカーがある場合だけ、ボールを上に上げることを考えて、ウェッジ練習をするのがおすすめです。

また、何種類もあるウェッジを1本に絞って練習するのがコツです。

3-2.アプローチショットを練習する

アプローチの結果次第で、パターの難易度は大きく変わり、パットの回数が極端に増減するため、しっかり練習しておく必要があります。

初心者のアプローチ練習としては、ショートアイアンがおすすめ。
9番以下のインパクトしやすいアイアンで、距離感を掴んでいくのがポイントです。
狙ったところに集中して寄せていくことで、徐々にスイング幅やヘッドスピードに対して飛距離を体に叩き込んでいくのがコツです。

3-3.パットの練習をする

パッティングの善し悪しはスコアアップにおいて一番のポイント。
パッティングの練習では、ボールをイメージ通りに打つ能力とグリーンを読む能力、つまり距離感と方向性二つで決まります。
またマットがあれば、ご自宅で簡単に練習することができます。

線が入ったパターマットを使用することで、ボールの転がりがはっきりわかり、パターのヘッドをまっすぐ動かすことができるのでおすすめです。
線に合わせてボール置き、パターのヘッドを動かすことを意識して、ボールをカップに入れる練習をしてみましょう。

ゴルフのスコアはどれだけ少ない打数でグリーンに乗せるかで決まるなんて思っていませんか?

実はより良いスコアを出すためには、ボールがグリーンに乗ってからが勝負です。
いかにパターがうまく打てるかで、ゴルフのスコアは左右されると言われています。

3-4.スイングする際の力の入れすぎに注意する

ゴルフを始めたての方にありがちな誤りにスイングする際の力の入れすぎが考えられます。
スイングに力が入りすぎると、ボールを的確にコントロールすることは困難です。

また、ボールに効果的にエネルギーが伝わらないため、思ったように遠くに飛ばなくなってしまいます。
ボールが飛ばないからこそ、もっと力を入れてスイングし、より飛ばしたくなるという悪循環は初心者に起こりがちです。

ゆっくりコンパクトに振ることで、ショットが成功しやすくなります。

スイングはゴルフにおいて基本となる動作です。
まずはスイングの改善に力を入れるだけでもスコアは向上します。
スイングする際に、初心者の方が意識すべきポイントは、ゆっくりコンパクトに大きく振ることです。
ゆっくり振ることで余裕を持ってスイングをコントロールできるようになります。

さらに、下半身の安定にまで意識を向けることにより、ミスショットは極端に少なくなります。
下半身は地面を踏みしめるように意識してスイングする際に体勢を崩さないようにすることが大切です。

4.ゴルファーなら必ず聞かれるベストスコアとは?

コルフしますという話になると、必ずと言っていいほど聞かれるのが、
「どれくらいで回るの?」
「ベストスコアは?」
というゴルフの腕前についてです。
その際皆さんはどう答えられますか?

ゴルフを始めたばかりの初心者のスコアは120から150台ほどで、皆さんまずは110切りを目指して取り組んでいるという方が多いです。
もし、まぐれでも一度でもスコア110を出したことがあるなら、ベストスコアは110ということになります。

その場合嬉しくて、運も実力のうち、とベストスコア110を大いにアピールしたくなりますが、注意が必要です。
クラブの番手ごとの飛距離で言うと、最高飛距離と平均の飛距離は違います。
ベストスコアも同じです。

見栄を貼らずに、ベストスコアは110ですが、平均スコアは120くらいです、と答えるように補足が必要です。
ゴルフでスコアに見栄を張ってもいいことはなく、むしろ困った事態を引き起こすかもしれないということを、次項で見ていきましょう。

5.見栄を張らない

例えばコンペなどで組を決めるのにおおよそのスコアがわかっていれば、スムーズな進行のために上手な人と初心者を組み合わせることができます。

こういった場合は必ず、正直なベストスコアと平均スコアを伝える必要があります。

ゴルフでは見栄を張って、ベストスコア99などと伝えると、実力者と思われてしまいます。

バックティーから回ろうなんて話になるかもしれませんし、場合によってはハンデをつけられてしまいます。

実力者には誰もアドバイスしてくれませんし、サポートも求めづらく、今更初心者ですなんて言い出せない状況になってしまいますよね。

プレッシャーと焦りでベストどころか、とんでもないスコアを叩き出してしまうかもしれません。

スコアを伸ばしたいなら現状を受け入れること。

ゴルフでは見栄を張ったベストスコアではなく、現状のスコアを良くするためにまず本当の実力を受け入れることが大切です。

バンカーにさえハマらなければ、など、ミスを認めたくない気持ちもわかりますが、ケアレスミスの大半は実力不足です。

ツアープロを見ていても、スコアやコンディション、メンタルによってスコアはバラバラです。

良い結果を更新、維持するのは難しいことだとわかりますね。

私達素人が、見栄通りのスコアを出すのは至難の技です。

ゴルフ上級者ほど、実力を受け入れて、反省と練習を積んでいるのですから、私達も現状のスコアを受け入れて努力すべきです。

ベストスコアに縛られて、打数ばかり気になったり、偶然うまく打てたときのことばかり考えていては上達しません。

とびきりのベストスコアが出たなら、平均スコアとの差を縮めていくことが課題ですね。

ゴルフのベストスコアを聞かれたら見栄を張らず、正直に申告し、いいスコアに喜んでいるのではなく、謙虚に平均スコアを縮める努力をすべき、ということですね。

もし、ベストスコアの質問に、相手が見栄を張って答えても、ゴルフのプレーや態度を見ればわかるはずです。

そして、良く見せようとした結果、逆に関わることになると教訓を得ることでしょう。

まとめ

今回はゴルフ初心者のスコアやスコアを伸ばすための心得について、詳しく解説しました。

早く上達がしたいと思うがゆえに、闇雲に打つなど非効率な練習をするのは良くありません。

適切なクラブ選びや体の適切な使い方を意識することで、確実に上達することが可能です。

プロもアマチュアの熟練者も、最初はみんな初心者調達したいという思いで練習に取り組んでいくことが大切です。

 

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