2024年1月2日

【飛ばし屋必見！】世界のツアープロのドライバー平均飛距離ランキングTOP10をご紹介！

世界の男子トップゴルファーが集う米国男子ツアー、通称PGAツアーには、世界各国の飛ばし屋が集います。

ドライバーの飛距離をとにかく伸ばしたい、という方もこの記事を見ている方の中に大勢いるのではないでしょうか。

今回、PGAツアーで活躍するトッププロの中でも、飛ばし屋と呼ばれる、平均飛距離TOP10の選手を紹介します。

第10位 マティアス・シュミット（Matthias Schmid）

平均飛距離：314.1ヤード

 

ドイツ出身の26歳、マティアス・シュミットが10位にランクイン。
2023年現在の世界ランクは128位となっております。

大学時代ドイツのアマチュアランキングで1位に君臨し続けた実力派の飛ばし屋です。まだ、PGAツアーでの勝利はありませんが、この力強いフェードボールを武器に活躍していってほしいですね。

第9位 ビンセント・ノーマン（Vincent Norrman）

平均飛距離：314.2ヤード

スウェーデン出身の26歳、ノーマンが9位にランクイン。
2023年現在の世界ランクは71位となっております。

アマチュア時代に彼はスウェーデンチームの一員として2019年ヨーロッパアマチュアチーム選手権で優勝し、2023年のバルバソル選手権と2023年のホライズン・アイリッシュ・オープンで優勝しております。

第8位 アン・ビョンフン（Byeong-Hun An）

平均飛距離：315.6ヤード

韓国出身の32歳、ビョンフンが60位。
2023年現在の世界ランクは71位となっております。

韓国人の父と中国人の母を持ち、両親はともにプロの卓球選手で、ソウルオリンピックのメダリスト。

そんなスーパーアスリートのDNAを受け継いでいるアン・ビョンフンは6歳のとき、両親のすすめでゴルフを始めたそう。
スイングはどっしりとした安定感が特徴。
体をしっかり回転させているものの、軸が微動だにせず、手足の長さを最大限に生かした大きなスイングを再現することができています。

ちなみに、好きな食べ物は、キムチチゲ。
辛いものを食べると飛距離が伸びるかも。

第7位 キャメロン・ヤング（Cameron Young）

平均飛距離：315.7ヤード

2023年現在世界ランク22位のヤングは、アメリカのニューヨーク州スカボロー出身。

ウェイクフォレスト大学時代に数々の実績を残しながら、下部ツアーやPGAツアーの予選会をなかなか通過できず、やっとの思いでPGAツアーの予選会をトップ通過するも、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、同ツアーの全日程がキャンセルとなる憂き目にあっていた。

そんな飛ばし屋ヤングはそんな逆境をはねのけ、2021年シーズンからPGAツアーに参戦し、「ジェネシス招待」で2位タイ、「全英オープン」でも単独2位に入り、4回準優勝している彼は、7度のトップ3入りを記録して新人王に輝いた。

飛距離も抜群で、ショット力は既に一級品なので、一度勝ってしまえば大化けする可能性があります。
今後の活躍に注目しましょう。

第6位 ルドビグ・アバーグ（Ludvig Aberg）

平均飛距離：317.1ヤード

現在世界ランク29位のアバーグは、アバーグは世界アマチュアゴルフランキングで合計29週間1位にランクし、同ランク1位のまま23年にプロ転向した。

彼は2022年と2023年の両方で米国最優秀大学選手としてベン・ホーガン賞を受賞し、2022年から2023年にかけてPGAツアー大学ランキングでトップとなり、ツアーのメンバーシップを獲得した。

プロ転向から 5 か月以内に、アバーグは DP ワールド ツアーと PGA ツアーの両方でトーナメント初優勝を達成し、2023 年のライダー カップでは優勝したヨーロッパチームのメンバーになった。

11月には、「ザ・RSMクラシック」の決勝ラウンドで「61」を並べる圧巻のプレーで米国ツアー初優勝を飾った。

第5位 ニコライ・ホイゴー（Nicolai Hojgaard）

平均飛距離：317.7ヤード

ホイゴーは現在22歳、世界ランク50位の期待の若手。

2021年「イタリアオープン」で欧州ツアー初優勝。

「オメガ ヨーロピアンマスターズ」を制した双子の兄、ラスムス・ホイゴーに続いてタイトルを手にし、ツアー初となる兄弟での2週連続優勝を飾った。

2023年は「DPワールド ツアー選手権 ドバイ」を制して通算3勝目。
キャリアハイの年間ポイントランキング2位でシーズンを終えた。

第4位 キャメロン・チャンプ（Cameron Champ）

平均飛距離：317.9ヤード

言わずと知れたアメリカが誇る長距離砲キャメロン・チャンプが4位にランクイン。

現在は世界ランク265位と、上位には食い込めていないものの、大学時代からその飛距離は群を抜く逸材であった。

飛距離を出すには、長いシャフトの方が遠心力としなりで飛ばせるがチャンプはあえてシャフトを短くカットしている。これは、シャフトが硬くなる一方で、方向性が良くなるためである。
正確性を求めた方がかえって飛距離が出るとのことである。

チャンプの理論では、飛ばしで一番大事なのは、バックスのスピードでヒップターンをすること。
体重移動のことはそこまで考えず、右足で地面を蹴るようにパンと回ることで絶大な飛距離が生まれるそうである。

皆さんも思いっきりお尻を回しましょう。
ただし、ぎっくり腰にご注意を。

第3位 ブランドン・マシューズ（Brandon Matthews）

平均飛距離：321.3ヤード

195センチ95キロと、大柄の選手が揃うPGAツアーの中でも、トップクラスのデカさを誇るブランドン・マシューズが2位にランクイン。

アメリカ出身の彼は、彼が大きいのは体とスイングだけではありません。
彼の器の大きさが話題になった出来事がありました。

アルゼンチンオープン最終日、プレーオフを争っていたマシューズが外せば、負けが決まる2.5mのパットを打とうとした瞬間、静寂に包まれていた観客席から突然叫び声が飛んできたのです。
驚いたマシューズが放ったパットはカップの脇を揃えて試合は終了。

マシューズはプレーを邪魔されたことに、ふざけるなと手を広げて怒りのジェスチャーをしました。
しかし、大声を発したのはダウン症の男性ファンでした。
マシューズは敗れてロッカールームに向かう際、大会スタッフからその事実を聞くと、急いでグリーンサイドに戻りました。

その目に涙を浮かべながら、男性とハグを交わして、グローブにサインを書いてプレゼント。
プレー直後の自分の態度を詫びたのです。
スポーツマンシップの鏡のような振る舞いですよね。
こういった選手にどんどん活躍していってもらいたいものです。

第2位 ピーター・クエスト（Peter Kuest）

平均飛距離：321.3ヤード

世界ランクは233位と低いものの、平均飛距離は321.3ヤードと驚異的。

そんなクエストはアメリカのカリフォルニア州の生まれ。

現在25歳のクエストは将来を有望視されている選手の一人であり、6月に行われたロケットモーゲージクラシックでは、自身初のTOP10入りの4位を果たしている。

第1位 ロリー・マキロイ（Rory McIlroy）

平均飛距離：326.3ヤード

飛ばし屋といえばこの人、ローリーマキロイが第1位。

175センチ、75キロと、他の選手と比べるかなり小柄なマキロイ。
なぜ彼はこの体格でこんなに飛ぶのか、それは腰の回転速度の異常な速さが影響しています。

最新の機器でマキロイのスイングを分析したところ、1秒間に700度回転するスピードで腰を回転させていました。
一般ゴルファーの場合、1秒間で350度回転するのが平均です。
マキロイは一般ゴルファーの約2倍のスピードで回転しているのです。

この腰の高速回転こそが、マキロイの飛ばしの秘密であるといえるでしょう。

まとめ

今回はPGAの2023年度平均飛距離ランキングトップ.の選手たちを紹介し、その飛ばしの秘訣について解説していきました。

特に、1位のマキロイは身長は小柄ながら、飛距離は世界一と、身長が低い方にも夢と希望を与えてくれます。

ドラコンや飛ばし屋を目指す方々は今回紹介したプロのスイングを参考にしてみてはいかがでしょうか。

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